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「峠」ツアー 2日目。

「峠」ツアー 2日目。_f0065542_17292872.jpg9:00過ぎにチェックアウトし、
昨日見落とした「榎峠古戦場」に向かう。
車のナビにも出てこないので、
良く見ていたら
昨日確かに通った道沿いにありました。
「峠」ツアー 2日目。_f0065542_17331987.jpg続いて「朝日山」へ。
山は片道40分かかるので断念。
「朝日山殉難者墓碑」のあるところから朝日山方面を見た。

榎峠、朝日山ともに激しい戦いが行われた場所。

「峠」ツアー 2日目。_f0065542_1733748.jpg戦死した敗軍の遺体は明治政府に片づけを禁じられ
朝日山の各所に朽ち果てるままとなり、
昭和28年にようやく墓標を建て手厚く葬った、とある。

遠くから見ると非常に長閑な山里だ。
「峠」ツアー 2日目。_f0065542_1832657.jpg信濃川を渡り、司馬遼太郎「峠」の碑へ移動。

このあたりから対岸へ砲弾をあびせたようなことが
碑に書いてある。
なるほど、さきほど訪れた榎峠、朝日山方面が良く見える。

巧みな戦術で苦しめたが、新政府軍の圧倒的な兵力には敵わず
継之助は負傷し、険しい「八十里越」(八里なのに八十里に感じる)会津へ向かった。

「峠」ツアー 2日目。_f0065542_18192224.jpg現代は国道が整備され
車で簡単に(カーブは多いが)行くことができる。

只見にある河井継之助記念館の
「継之助終焉の間」
ダム湖底に沈んでしまうため移築された。
「峠」ツアー 2日目。_f0065542_18313638.jpg「医王寺」
火葬後に残った骨を村人が集めて建てた墓。
(継之助のお墓、2つ目)

この辺りは本当に田舎で、肉魚はどこで買うのだろう?
と、つい俗なことを思ってしまうほどだ。
とても静かに時間が流れている。

古戦場やらお墓やら、何とも地味な場所が続いた2日目の午前中。
でも実際ここで起きた事だ、と考えると言葉に出来ない感覚が心に湧く。
農村の過疎化や、自然の中で暮らすこと、今の便利な生活。。。
普段考えないような事を色々考えた。
by mimiponno1 | 2008-07-23 19:02 | おでかけ大好き

楽しいことが大好きだ

by mimiponno1
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