人気ブログランキング | 話題のタグを見る

「峠」ツアー。

司馬遼太郎著「峠」の主役、幕末の英傑「河井継之助」ゆかりの地をたどって
新潟~福島 (というより‘越後~会津‘と言いたい) を旅してきました。

皇道駆使さんと相方さんが幕末について熱く語ったのが発端で、
私も乗っかる形での参加です。

7/19 8:30 横浜からレンタカー(インプレッサ・3日間¥25.830-)を借りて出発 →
9:30 早稲田で皇道駆使さんと合流 → 13:30 小千谷IC到着(¥5.700-)

小千谷といえば、新潟中越地震の被災地というイメージしかなかったが、
街を見る限りの範囲では、爪あとはまったく感じられない。
‘建物が新しい‘というのが復興を感じさせる位か。
(平成16年10月23日に起きたようなので4年経っていなかったんだなぁ。)

「峠」ツアー。_f0065542_1562173.jpgまずは腹ごしらえ。ふらりと入った角屋
駐車場が混んでいたので寄ってみたところ、当たりだった。
‘へぎそば‘と言うらしい。ちょっと磯の香りがして
つるつるの食感と歯ごたえのある麺、美味し~い。
天もり ¥1.200-

「峠」ツアー。_f0065542_153346100.jpg最初の目的地 「慈眼寺」

新政府軍に中立、非戦思想を訴え願い出た継之助だったが
対面した岩村精一郎(24歳)には受け入れられず、交渉は決裂。
やむなく徹底抗戦の決意をする事となった。

「峠」ツアー。_f0065542_15501518.jpg「小千谷会談の間」

ここでの交渉が長岡の歴史を左右した。
懇願する継之助の必死な気持ちを思うと
非常に感慨深い。

「河井継之助」肖像画 →
「峠」ツアー。_f0065542_15591241.jpg 
見学していると、ご住職が駆けつけてくれて、
地震の被害で一時は取り壊しを覚悟したことや、
先代のご住職の苦労など、色々語ってくださった。
歴史を守っていくことの大変さを実感した。貴重な体験だった。

「峠」ツアー。_f0065542_16482870.jpg長岡へ移動し「河井継之助記念館」へ。
長岡駅からほど近い、
継之助邸跡地にある記念館。

「峠」ツアー。_f0065542_16494649.jpg ‘ガトリング砲‘(連射式銃)の複製。
当時日本に3つしかなく、
そのうちの2つを継之助が購入した。

現代で3億もするこの武器を買うことができるのも、
彼の商人顔負けの経済感覚によるものだった。
‘生まれる時代が早かった‘‘生まれた場所が悪かった‘とつくづく思う。 


「峠」ツアー。_f0065542_17113646.jpg最終的な墓所「栄涼寺」

この墓石は、‘長岡を荒廃させた張本人‘として
継之助を恨む者たちによって、何度も倒されたそうだ。
(賞賛の一方で、非難する言動は明治以後、現在まで続いている。)
確かに戦争責任者となってしまったことは否めないのか。。。


「峠」ツアー。_f0065542_17323984.jpg陽も暮れてきたのでそろそろ宿へ。
その前に・・・気になったお店川西屋でアイスキャンデー!
昔っぽい店の作り。まとめ買いをする地元民が後を絶ちません。
1本¥90- 懐かしい味のするアイスキャンデーでした。
「峠」ツアー。_f0065542_17481517.jpg今夜の宿は法華クラブ新潟長岡
喫煙ツインと禁煙シングルをとりました。
女性にはアメニティーグッズのサービスがあります。

部屋のユニットバスとは別に
男女別大浴場もあるので、
早速2手に分かれてさっぱりする事に。

「峠」ツアー。_f0065542_17524691.jpg「峠」ツアー。_f0065542_17525824.jpg再集合して夕飯に繰り出します。
地元の居酒屋いさり火にて
3人で食べて飲んで
¥11.632- 安~い!!

普段のお気楽旅行とはちょっと違いますが、これはこれで楽しい1日目でした。
とりあえず、ブログは時系列で書き進めることにします。
引き続き2日目以降はのちほど。
by mimiponno1 | 2008-07-22 18:12 | おでかけ大好き

楽しいことが大好きだ

by mimiponno1
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31